内容説明
内縁関係、離婚、養子縁組、遺言、相続―豊富な判例を駆使して基礎的課題を研究。多様な視点から家族関係をとりまく法現象を分析する。
目次
第1部 夫婦関係の法理(内縁保護の法理;協議離婚と合意の制度的保障;客観的破綻主義判例形成の軌跡―最高裁判例を中心として ほか)
第2部 親子関係の法理(親子法の理念と特別養子制度;親子関係にかんする審判例の軌跡―未成年の子の保護の視点から;胎児の死亡と父母の慰藉料請求―最近の交通事故判例における動向 ほか)
第3部 相続・遺言の法理(相続における熟慮期間の起算点―相続人救済の視点から;遺言制度の意義と機能;遺留分制度の性格)
著者等紹介
中川淳[ナカガワジュン]
現職、広島大学名誉教授、京都女子大学講師、法学博士。京都府社会福祉審議会専門委員。京都大学法学部卒、京都大学大学院特別研究生。立命館大学法学部=大学院教授。広島大学法学部=大学院教授。日本学術会議会員。日本法政学会理事長。米国シャミナード大学総長特別顧問。京都調停協会連合会会長。第1回家族法学術賞(尾中賞)、第36回京都新聞文化賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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