内容説明
人類学者と老人は古くて新しい友人である。伝統文化の伝承者・インフォーマントとしての老人ではなく「老い」そのものについて、高齢者の意味、老化のプロセス、老人の生活や意見、社会的地位や役割の分析等を通して考察する。
目次
1 長寿のシマ沖縄の高齢者たち
2 敬われる老人たちの姿―ベトナムの国家、村落、家族による処遇
3 アラブ・イスラーム社会における「老い」―若齢社会チュニジアの老人たちの肖像
4 歴史の狭間を生きたアボリジニの老人たち―アボリジニ政策に翻弄された「長老」たち
5 今を生きるイヌイトの老人―知識と技術の宝庫
6楢山節の比較文化考―昔の老人と今の老人はどちらが幸せか
7 老後をどう生きぬくか―ロシア極東の高齢者
8 アメリカ中西部ホームタウンの「独身」高齢男性―ケアリング精神の実践者たち
9 「ヘルピング」と「世話をする」―アメリカ人の自立と介護
著者等紹介
青柳まちこ[アオヤギマチコ]
茨城キリスト教大学
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