アフリカ農民の経済―組織原理の地域比較

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  • サイズ A5判/ページ数 482p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784790710417
  • NDC分類 611.024
  • Cコード C3061

内容説明

アフリカ小農世界は近代化に後れた社会として指弾されてきた。そこでは人々が、共に食べ、ものを分け合う共同体に生きている。生産性至上主義に抗して、人と人との関係に重きをおく「情の経済」の組織原理。それが支えるアフリカの豊かさとは何か。

目次

第1章 序説
第2章 アフリカ農民経済論のパースペクティブ―「アフリカ小農論争」を中心として
第3章 キサンガニ周辺焼畑農村の歴史的展開
第4章 焼畑農耕民の村落組織と「共食」の世界
第5章 商業エスニシティとキサンガニ農村
第6章 クム社会における生業の組織原理と変化の位相
第7章 熱帯焼畑農耕と家族制生産様式
第8章 富者と貧者―そのクム人的形態
第9章 「困難」をともに生きる共同体
第10章 アフリカ小農世界の動態と「消費の共同体」
第11章 結びにかえて―文明史の中のアフリカ小農世界

著者等紹介

杉村和彦[スギムラカズヒコ]
1958年生まれ。京都大学文学部卒業。同大学院農学研究科博士課程単位取得退学。博士(農学)現在、福井県立大学学術教養センター教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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