内容説明
倫理のもつ社会性と歴史性、客観性と普遍性を明らかにし、主体的実践としての人権と平和など、現代倫理の諸問題を考察する。
目次
第1部 倫理学の歴史(ソクラテスからマルクスまで)
第2部 倫理学の基本問題(価値とは何か;自由とは何か)
第3部 現代の倫理思想(実存主義の倫理思想;プラグマティズムの倫理思想;分析哲学の倫理思想;日本的集団主義の倫理)
第4部 現代倫理の課題(生命倫理と人間の尊厳;環境倫理と民主主義―持続可能な社会に向けて;政治・経済と生活の倫理;戦争と平和の倫理学)
著者等紹介
鯵坂真[アジサカマコト]
1933年生まれ。現在、関西大学名誉教授。大阪経済法科大学客員教授
上田浩[ウエダヒロシ]
1953年生まれ。現在、京都府立大学非常勤講師(その他三重短期大学など)
黒田治夫[クロダハルオ]
1953年生まれ。現在、大阪総合福祉専門学校(児童福祉科)教員
山川学[ヤマカワマナブ]
1950年生まれ。現在、四日市大学助教授
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