内容説明
「生ける自然」はなぜ「死せる自然」と化したのか。その原因を西洋形而上学の歴史に探るべく、古代ギリシアから現代に至る主要な西洋哲学および日本の仏教思想の自然観を比較検討することにより、人間と自然との本来的なあり方を究明する。
目次
1 古代ギリシアの自然概念
2 キリスト教の自然概念
3 ルネサンスの自然概念
4 近代西洋の自然概念
5 カントおよびドイツ観念論の自然概念
6 現代西洋の自然概念
7 日本の自然概念
著者等紹介
池田善昭[イケダヨシアキ]
1936年山形県に生まれる。1963年静岡大学文理学部卒業。1968年京都大学大学院文学研究科博士課程修了(文学博士)。現在、立命館大学文学部特任教授
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