内容説明
豊かな空間と多様な文化混交。作家ツヴァイクが「未来の国」と呼び、人類学者レヴィ=ストロースが「悲しき熱帯」と見なしたブラジル。「開発」をキーワードにその社会と文化を考察する。
目次
序論 ブラジル学への招待
第1部 開発と社会(開発と環境保護への取り組み;ブラジル経済―基本問題と今後の課題;人種問題;ブラジルにおける労働力移動―サン・パウロのコーヒー経済と移民労働)
第2部 開発と文化(ブラジルの政治文化;グローバル時代のブラジルの教育;ブラジルの映画;ブラジルの言語)
付論 ブラジルと日本人/日系人―ブラジルに渡った日本人と日本に向かう日系人
著者等紹介
富野幹雄[トミノミキオ]
1940年、愛知県生まれ。現在、南山大学外国語学部教授
住田育法[スミダイクノリ]
1949年、広島県生まれ。現在、京都外国語大学教授
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