内容説明
ソ連時代、世界にその名を馳せたタガンカ劇場。ペレストロイカを越えて新しい表現を模索するさまざまな劇場。時代の変化の中でしたたかに生き続けるロシア演劇の姿を追いかける。
目次
1 タガンカ劇場物語(番外編 80歳を迎えたリュビーモフ氏)
2 ポスト・タガンカ時代(1980年代のソ連演劇―世代交代の流れの中で;ペレストロイカとソ連演劇の20年周期―変化の中の未来(対談)
ドージンとマールイ・ドラマ劇場
ロシア演劇の中のベリャコーヴィチ―若者に圧倒的な人気のロック演劇
1992‐98年のロシア演劇)
補論 日露演劇交流史のある断片―小山内薫、川上貞奴と1900年代初頭のロシア演劇