内容説明
ディルタイを源流としつつ新たな発展を遂げてきた現代哲学の解釈学的系譜を多角的に検討し、ガダマー／ハーバマス論争をはじめ、ベッティ、ハーシュ、ミッシュ等の貴重な理論をも紹介する。
目次
第１章 ディルタイと解釈学の問題
第２章 世界と解釈
第３章 解釈と伝統
第４章 言語と解釈学的反省
第５章 解釈の客観的妥当性と歴史性
第６章 解釈学的ロゴス学の探究
第７章 付論―解釈学的理性批判のテーゼ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とある葉鍵厨
0
非常に良書。カヴァーしている範囲も広く、平易な記述で分かりやすい。2012/08/27
アレ
0
ガダマーとその受容のされかたについて特に丁寧に書いてある。親切かつ包括的であり、入門書としても、立ち止まって読む指標書としても最適に思う。2010/08/03
