内容説明
浮游する概念「生涯」を、神仏と人間との境の領域と捉えると同時に物語史上の重要な要素と認識するところから、近世文芸を育んだ説経における物語形成の有り様を考究する。
目次
第1章 説経の外観
第2章 説経の形式
第3章 小栗の曲乗り
第4章 餓鬼阿弥と照手
第5章 神としての小栗
第6章 しんとく丸
第7章 あいごの若
第8章 さんせう太夫
第9章 かるかや
浮游する概念「生涯」を、神仏と人間との境の領域と捉えると同時に物語史上の重要な要素と認識するところから、近世文芸を育んだ説経における物語形成の有り様を考究する。
第1章 説経の外観
第2章 説経の形式
第3章 小栗の曲乗り
第4章 餓鬼阿弥と照手
第5章 神としての小栗
第6章 しんとく丸
第7章 あいごの若
第8章 さんせう太夫
第9章 かるかや