Sekaishiso seminar<br> イギリス中世文学の聖と俗

Sekaishiso seminar
イギリス中世文学の聖と俗

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  • サイズ B6判/ページ数 249,/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784790703693
  • NDC分類 930.24
  • Cコード C3398

内容説明

中世後期のイギリス文学のなかに並存した聖と俗の姿勢を、聖人伝、説話文学、寓話文学、世俗文学、神秘主義文学等の代表作に求め、豊富な文献の渉猟により検証する。

目次

序論 聖書釈義的批評是々非々
1 チョーサーと説教文学(罪をたずねて;聖女セシリア伝―説話の系譜)
2 チョーサーと教会(放屁と聴罪―托鉢修道士の災難;実を取り、殻を捨てる?―雄鶏と狐の教訓)
3 中世文学の女性(エバとマリアと貴婦人と;クリセイダの賢さ―『トロイルスとクリセイダ』論)
4 宗教抒情詩(文学は殺し、霊は生かす;「わたしは恋に病んでいるゆえ」の詩―その霊的イメージ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みか

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中世ヨーロッパにおいて、「女性」という存在はどのように人々に認識され、社会で扱われてきたのでしょうか。本書はイギリス中世文学から、中世ヨーロッパ社会の女性観を検証しています。中世という時代は、パラドックスの見本のようなものです。中世ヨーロッパの相反する複数の女性観は、中世という時代そのものを反映させているのでしょう。2006/08/02

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