内容説明
本書は神学、宗教哲学、宗教史および実証的宗教諸分野の〈現状と課題〉を提示し、現代における宗教研究の概要を展望する。
目次
序 宗教学の立場とその研究分野
1 神学の現状と課題
2 宗教哲学の現状と課題
3 宗教史の現状と課題
4 宗教学の現状と課題(宗教社会学;宗教心理学;宗教民族学;宗教民俗学;宗教現象学)
5 宗教学の展望
感想・レビュー
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NICK
4
何かしらの宗教の信者三世ともなると、啓示受けた受けないに関わらず宗教と付き合っていかなければならないわけで、そういう点でモヤモヤすることがたまにある。真っ当に宗教を信仰するなんてことはちょっとできそうにないので、宗教学という学問分野なら自分のモヤモヤにこたえを出してくれるのかな、と思って読んでみたのだが、宗教学の領域が思いのほか広く、手軽に解答を得られそうになかった。とはいえ、神学、宗教哲学、宗教史、その他宗教科学と新たに知る分野ばかりだったのでこれからのとっかかりにしていきたい。2011/10/02
まつゆう
0
入門書の中では一番読みやすかった。やや古いので「新宗教」の項目はないけど。2011/12/01
★★★★★
0
『宗教「学」を学ぶ人のために』です2006/09/18