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内容説明
制度としての非行を撃つ!マスコミがふりまく定形イメージにあわせて、いかにも型どおりの「非行少年」を演じる子どもたち。彼らは、そういう「非行物語」のなかでしか「自分」の存在を確認できないのであろうか…。
目次
1 非行の解読(非行データの解読;非行のレッテル・秀才のレッテル;“不満”のアノミーと“不安”のアノミー;コミュニケーションの病い)
2 非行の理論(非行とは何か;中間考察―ある少女の自殺をめぐる裁判;逸脱行動としての非行;遊びと非行)
3 非行をめぐるオンリー・イエスタディ(非行「仲間集団」論;時評(エッセー)
鎮める制度の貧困―煽る文化の末路)
4 非行=演技論に向けて(未練と演技;補説と書評;犯罪=ドラマ論を目指して;制度としての身体と感情)