内容説明
我々にのしかかる常識、社会、現実。これらは実際には人々が日々再生、構成、演出しているものにすぎない。現実を固定化しようとする息苦しい社会観を打ち破り、トータルな生を照らしだす理論社会学の新傾向。
目次
ミードの社会学(G・H・ミードとアメリカ社会―「等質性のユートピア」を超えて;G・H・ミードと社会学―その基本的視座)
シンボリック・インタラクショニズムの展開(社会過程の社会学―ヒューズ;大衆の社会学―ブルーマー;社会的世界の社会学―ストラウス、シブタニ;リアルセルフの社会学―ターナー;逸脱の社会学―ベッカー;子供の社会学―デンジン;儀礼の社会学―ゴフマン)