内容説明
もしも亡くなったらどんなお墓に入りたいですか?「お骨仏」とは、たくさんの方の遺骨でもって仏像を作り、お寺の本堂で供養し続けていくやり方です。お墓に眠るという考え方でなく、自らのお骨が仏様となって、皆さんのお役に立てる、まさに「希望のお墓」なのです。戒名の付け方、葬送の選択の仕方などを詳しく解説!本寿院住職からの「究極の供養とは」のメッセージ!
目次
希望のお墓「お骨仏(おこつぼとけ)」
お骨仏(おこつぼとけ)
お骨仏Q&A
自分の戒名を自分で付けてみる
戒名Q&A
本寿院に寄せられた声、その声にお応えしてこれからも
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ssコスモ
2
終活。お墓と戒名に関してこんな考えとやり方があるんだなと思ったが、今、自分の求めているものとは違う気がした。2024/09/03
Humbaba
2
葬式や戒名といった問題は、死者本人もさることながら、残された人にとってとても重要なものでもある。例え本人は不要と思っていても、残された側が本当に良かったのかと悩見続けるのであれば、しっかりと弔った方が本人にとっても幸せであろう。どのような死生観を持っているかにより、必要性は変わってくるものであり、絶対の正解はないといえるのだろうが、本人とその周囲にとっての正解は存在する。2024/08/05
kaz
1
終活の参考書として読んだ場合、内容は概ね初歩的。仏教における墓や戒名の位置づけ、著者の取組みの意義等はよくわかる。ただし、そもそも仏弟子になることに意義を感じられない人への遡及は弱いのではないか。図書館の内容紹介は『墓じまいの後、新しいお墓をどうするか? 戒名を自分で付けてよいか? お墓や戒名問題について取りあげ、お骨仏など具体的な解決策とともに、これからの終活について考える』。 2024/04/25