内容説明
本書は、住む人・つくる人が共に考え、彩り豊かな景観まちづくりを進めるための実践書。シンポジウムなどでの発言内容を主軸として、快適環境創成に関しての色彩の果たすべき役割について考察をまとめる。また、こうした考えを踏まえて選考された色彩賞の中からいくつかをジャンル別に整理し、その背景や推薦理由及び評価内容について述べる。更に、わが国では前例のない中で、公共の色彩を考える会が手探りの状態でよりよい環境色彩の実現をめざしてきたその方法と成果を報告する。
目次
第1章 『公共の色彩を考える会』とは
第2章 彩り豊かな快適環境を創る―私の処方箋(気づくこと感じること;地域特性や個性の発見;実践のためのヒントや方法)
第3章 公共の色彩賞―環境色彩10選 受賞事例220件から見えてくるもの
第4章 公共の色彩を考える会の活動―方法と成果
資料編



