内容説明
あまり知られていない飛鳥、古代が脈々と息づく飛鳥のちょっといい話を味わい深い文と写真で紹介。
目次
女神と女帝の里―栢森
茶屋跡に親王と俳聖を想う―冬野・細峠
神秘の土を求めて―畝傍山
ナンエン先生は花の船に眠る―稲淵
じっと仏様のお帰りを待つ―豊浦
津田清子さんと黄泉の国に行く―倉橋
万仏と万葉歌人の墓を守る―忍坂
草壁皇子と二上山の落日―島庄
斉明女帝のお墓はどこ?―真弓丘陵
母娘を見守る十一面観音―桜井市下
一途に伝える弥勒信仰―明日香村飛鳥
ここは芸能の発祥地―土舞台
春を呼ぶ「おつなかけ」―稲淵・栢森
古道に女帝の幻を追う―芋峠
聖なる水を求めて―宮滝
小懇田宮の夢は消えず―大福
渡来人の里に住む―桧前
蘇我一族の墓域なのか―五条野
城郭の名残を訪ねて―高取
シルクロードの香り―飛鳥全域
著者等紹介
桐村英一郎[キリムラエイイチロウ]
昭和19年(1944)11月、東京生まれ。昭和43年(1968)朝日新聞社入社。主に経済畑を歩み、ロンドン駐在、大阪本社・東京本社経済部長、論説副主幹などを務めた。平成16年(2004)末に奈良県明日香村に移り住む。神戸大学客員教授
岡西剛[オカニシタケシ]
昭和42年(1967)3月、大阪府生まれ。俳誌「円虹」「ホトトギス」所属。神戸大学で動物遺伝学を研究。大阪在住。季節の風物等の写真を撮り続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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