日本列島・好まれる色嫌われる色―カラー・ダイアレクトとテースト・バラエティー

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日本列島・好まれる色嫌われる色―カラー・ダイアレクトとテースト・バラエティー

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  • サイズ A5判/ページ数 188p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784790602408
  • NDC分類 757.3
  • Cコード C0072

内容説明

色の好き嫌いに地域差があることは余り知られていない。たとえるならば“色彩方言”また“好みの多様性”とも言えよう。日本列島を10のエリアにわけ、好まれる色嫌われる色を徹底分析して、好みの違いの出現のメカニズムを明らかにし、成功するための色彩計画の方法を提言する。日本人独特の色彩感性や色彩文化論としても興味は尽きない。

目次

1章 自然光と色彩嗜好との相関関係(自然光が左右する好みの地域差;光の演色性との関係 ほか)
2章 暖寒清濁の好みの違う4地域(色彩超大国日本;暖色系を好む南日本地域 ほか)
3章 色彩嗜好の違う10エリア(道東エリア;道南エリア ほか)
4章 エリア別の嗜好カラー・イメージと地域独自色(感性イメージによる色彩計画;道東エリア ほか)
5章 地域差に基づく色彩計画の条件(商品色のエリア別のカラー・アソート;色彩計画軸・4つの象限による方法;都市・建築のカラー・コントロール)

著者等紹介

佐藤邦夫[サトウクニオ]
1932年、宮城県仙台市生まれ。東京美術大学美術学部芸術学科卒。1957年、日本色彩研究所附属(株)日本色彩社デザイン課主任。1966年、日本カラー・デザイン研究所取締役計画部長。1983年、感性マーケティング研究所を創立。1990年まで、武蔵野美術大学産業デザイン科、桑沢デザイン研究所色彩学講師。1990年、国土交通省シビック・デザイン研究導入委員。30年間の研究成果をまとめた「色彩・形態・材質の嗜好感性座標」の開発で、1996年日本特許権、2000年、その英文「TASTE SCALE」で、米国特許を共同取得。2005年、公共の色彩を考える会監事。第20回公共の色彩賞審査委員長。感性アナリスト養成講座(佐藤ゼミ)2年間コースを毎月開講中。インストラクターズ・ネットワーク名誉顧問。ビジュアル、ファッション、プロダクト、スペース各分野の企業コンサルタント、委託研究、商品企画、講演会、出版等々で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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