江戸の下水道 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790508809
  • NDC分類 518.2
  • Cコード C0036

内容説明

米のとぎ汁、鍋底の煤、銭湯の湯…江戸の下水に流れるものは暮らしのにおいの生活排水。屎尿は畑に撒くためのものだから流すなどはもったいない。古川柳や「町触れ」を手がかりに、下水道局の専門家がさぐった江戸庶民の下水をめぐる暮らし。

目次

下水と「どぶ」(「下水」という言葉;白水;箱下水;雨落下水;割下水;どぶ;どぶ板;どぶさらい;おはぐろどぶ;水道尻;どぶ店;「どぶ」のついた言葉)
「流し」と井戸端(流し;井戸端;水道;神田上水;玉川上水;水屋;井戸;井戸替え;水汲み;洗濯)
雨と「湯」(雨;天水桶;雨樋;銭湯;据風呂;行水;楽屋風呂;施行風呂;あかすり;糠袋;しゃぼん;あらい粉)
下水のゆくえ(江戸の海;目黒川;入間川;金杉川;宇田川;神田川;築地川;隅田川右岸;隅田川左岸;中川)
つけたり 雪隠と小便所(雪隠;肥取り;小便所;二階の小便所)

著者等紹介

栗田彰[クリタアキラ]
1937年、東京生まれ。1998年、東京都下水道局定年退職。現在、日本下水文化研究会評議員。1977年頃から、落語に出てくる町に関心を持ち始めて、町の様子を踏査し、下水道局文化会機関誌に連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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