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シリーズ大正っ子
大正・吉原私記 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790504078
  • NDC分類 384.9
  • Cコード C0095

内容説明

著者は明治37年、吉原遊廓大籬・大文字楼に生まれた。家業に反撥して別の道を歩むが、「吉原っ子」の運命は付いて廻る。「荷風忌」に参加して、投込寺と称された浄閑寺を初めて詣で、遊女や客、伯父中村芝鶴、そして父と母のこと…、苦悩の果ての故郷“吉原”追想。

目次

浄閑寺の「荷風忌」
おはぐろどぶに囲まれて
吉原大火前後
宮戸座回想
花魁道中
村松梢風と九重花魁
玉菊燈篭
段四郎の弁慶
空しき苦悩
関東大震災
楼主父子
母の言葉
再び「荷風忌」の日に

著者等紹介

波木井皓三[ハキイコウゾウ]
1904年10月、新吉原の大籬(おおまがき)大文字楼の長男として生まれる。稼業を厭い、新劇運動などに没入。“吉原逃亡”生活は続くが、鉄工所に勤務して自活の途をたてる。戦後、東宝演劇部嘱託となり、歌舞伎、新派、藤原歌劇団公演などの制作にあたる。のち演劇評論活動に入る。跡見学園女子大学、貝谷芸術学院の講師。1992年9月歿(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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好奇心

2
旧吉原・大文字楼の子息に生まれた波木井晧三さんの吉原回顧録であるが家業故の悩み苦しみ、大震災の際、花園池で亡くなった遊女の実態、鉄漿溝の旧蹟、大文字楼の旧跡、遊郭の数の多さ、建物の優雅さ、花魁の姿形が多少理解できた、現在は面影もないが周辺を散策したい2018/04/29

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