初代桂文治ばなし―「桂」の始祖・初代桂文治歿後二百年

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  • サイズ B6判/ページ数 262p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790502883
  • NDC分類 779.13
  • Cコード C0076

内容説明

“桂”を名乗る噺家の始祖であり、『口合小町』『崇徳院』『千早振る』『蛸芝居』などの原作者といわれた初代桂文治。その落語と背景を徹底研究。

目次

初代桂文治の生い立ち
初代桂文治までの上方落語界
初代桂文治
初代桂文治の墓
他の初代桂文治の墓
旅文治
初代桂文治の原話
二代目から六代目まで
七代目は上方へ
八代目桂文治
九代目桂文治
初代桂文治が創作したと言われている落語

著者等紹介

目桂文我[カツラブンガ]
昭和35年8月15日、三重県松阪市出身。昭和54年3月、桂枝雀に入門し、桂雀司を名乗る。平成7年2月、四代目桂文我を襲名。全国各地で「桂文我独演会」「桂文我の会」を開催。子ども向きの落語会の「おやこ寄席」も各地で開催。平成25年4月より相愛大学客員教授となり、「上方落語論」を講義。NHK新人演芸大賞優秀賞、国立演芸場花形演芸会金賞・同大賞、大阪市咲くやこの花賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、芸術祭賞優秀賞。みえの国観光大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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kaz

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初期の上方落語や初代以降歴代の桂文治に関するコメント、初代が創作したと言われている落語(口合小町、昆布巻芝居、崇徳院、千早振る、蛸芝居)の桂文我版、初代の噺本という構成。丁寧に元の資料に当たって調べるというのは、いかにも真面目な文我らしい。米朝の思いを受け継いでいるのかもしれない。初代の噺本にも、現代のネタに残っているものがいくつかあり、それなりに笑える。ただし、背景がわからないために何が面白いのかわからないものや、駄洒落、下ネタも多い。 2017/02/08

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