内容説明
御中臈として江戸城大奥に暮らした老女が厳しい掟のなかの女の生活を語る。
目次
御殿女中の研究(大名の種類;奥向は家々で別;御守殿様;武門武士の家庭;天璋院殿の御中〓(ろう)
千代田の大奥 ほか)
御殿女中の髪飾服装(結髪様式のさまざま;服装のいろいろ;調度の品々;長局のくさぐさ;文政奇談夢物語;母の御本丸の話)
副書条々(奥女中の総数;おの字名三字名;大奥女中風俗 ほか)
著者等紹介
三田村鳶魚[ミタムラエンギョ]
明治3年(1870)東京八王子に生まれる。従軍記者、新聞記者を経て江戸風俗研究者となる。文献による事実を追求する以外に、古老への聴取に重きをおいた。江戸を調べる者は一往は鳶魚本を通っているといわれる。昭和27年歿、享年83歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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