内容説明
著者第三歌集。
目次
1 二〇一三年(残酷少女;父に灰皿、母に石鹸 ほか)
2 二〇一四年(わが影;土の兵士 ほか)
3 二〇一五年(医学部教授;評伝『バルテュス』 ほか)
4 二〇一六年(嗚呼走りたし;智拳印のポーズ ほか)
5 二〇一七年(バスに乗る君;君身罷りぬ ほか)
6 二〇一八年(栗色ウイッグ;命の担保 ほか)
著者等紹介
大下宣子[オオシタノブコ]
旧姓、黒木宣子。1942年岐阜県高山市に生まれる。岐阜県立斐太高等学校卒業。野村證券に勤務の後、大下佳臣と結婚。一男二女の母。二十三歳にて夫と共に起業し、製菓業、旅館業など、様々な職業を体験する。三十七歳にて、夫死去。四十歳頃より短歌を始め、「アララギ」の歌人都竹豊治の指導を受ける。その後、新アララギに入会し、雁部貞夫に師事する。現在、長男、大下大吉に家業を委ね、「ステージフォー」を仙告された肺腺癌の療養中である。「文苑ひだ」同人。短歌結社「新アララギ」会員。日本歌人クラブ会員。平成30年1月、高山市文化功労者の顕彰をうける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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