内容説明
イエスとはなにか。塚本邦雄はそのイエスに多大の関心をおぼえるとともに、さまざまに想像して、短歌をつくった。渾身・膂力の評論集。
目次
塚本邦雄論(夭折者への鎮魂曲―『水葬物語』;内部の悪の自覚―『裝飾樂句』;復活に関する疑問―『驟雨修辭学』『日本人靈歌』;父母・生誕・婚姻への呪い―『水銀傳説』 ほか)
続塚本邦雄論―逆信仰の歌(立ち去る音―『閑雅空間』;麥熟るる―『天變の書』;あかとき昏し―『歌人』;はつなつの夕暮―『波瀾』 ほか)
著者等紹介
笠原芳光[カサハラヨシミツ]
1927年大阪市に生まれる。宗教思想史。京都精華大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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