目次
『夏空の櫂』(全篇)(夏樫の素描;鵞鳥卵;ガーシュウィン ほか)
『一夏』(全篇)(秋天の馭者;星楡;女木、男木 ほか)
歌論・エッセイ(二十二歳の歌;山雀の歌;空穂の犬の歌 ほか)
著者等紹介
米川千嘉子[ヨネカワチカコ]
1959(昭和34)年、千葉県野田市生まれ。79年、「かりん」入会、馬場あき子に師事。82年、早稲田大学第一文学部(日本文学科)卒業。85年、「夏樫の素描」50首により第31回角川短歌賞を受賞。88年、砂子屋書房より第一歌集『夏空の櫂』出版(第33回現代歌人協会賞受賞)。91年春から1年間、家族でボストンに住む。93年、河出書房新社より『一夏』出版(第4回河野愛子賞受賞)。「かりん」編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
32
#米川千嘉子 #短歌 #現代女性歌人展 #説明歌 居合わせぬひとが思いをはせるから米川千嘉子竹山広2016/07/13
あや
21
初期歌集なのに完成度が高くて充実した読書であった。最新歌集がとても良くて、手に取る。 「母となればまた変はる生変はる短歌(うた)」その祝福の言葉もかなし/「巣ごもり卵」一皿の名の愛らしさいまいましきまで守りて生きるか/じつとりと生徒がわれを差別するは淡き銀杏の香のなかかなし/生老病死に愛を加へてつつましく芯に向きたる言葉の群れよ/スケートボード虹かけて坂くだりゆく少年に時間(とき)の蜜はかをりて2024/05/14
はち
5
三月書房で買い漁ったうちの一冊。第一歌集の「夏空の櫂」と第二歌集「一夏」。個人的には第一歌集の方が好み。女性であることの強さがよく歌われている。第二歌集で面白いのはアメリカの体験の歌。歌に深みを与えているように感じた。全体的に古典の素養を感じる。辞書をたくさん引いた。2016/05/31