内容説明
小野さんの言葉の暗がりと光を通して、詩の心だけでなく、からだにまで迫るスリリングな書。
目次
序章 ボードレールから始まる
第1章 萩原朔太郎を継承する
第2章 純粋詩も否、散文詩も否
第3章 歌と逆に歌に
第4章 マチネ・ポエティクに対峙する
補論1 『大海辺』を読む
第5章 “コスモス”を読む
第6章 ヴァレリーから離れるために
第7章 プレヴェール、谷川俊太郎、ポンジュ
第8章 樹木の影と生きる
第9章 冥王星で(詩論を)生きる
終章 弾道、サンドバーグ、大阪詩篇
補論2 『歌と逆に歌に―わがバリエテ』を読む
著者等紹介
山田兼士[ヤマダケンジ]
1953年岐阜県大垣市生れ。関西学院大学大学院卒。大阪芸術大学教授。フランス文学者、詩論家
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