出版社内容情報
バッタのバッター、かっとばせ~!内田麟太郎先生のナンセンス絵本です。高部晴市先生の美しい色彩の原画は、一枚一枚、多色多版のガリ版で刷られています。見開きの絵を眺めるだけでも想像力がかきたてられますね。同音異義語やナンセンスの面白さに小さい頃から親しんでいると、言葉のセンスも磨かれるそうです。ぜひ親子で、目で音で楽しんでみてください。
内容説明
かぼちゃ、へんかしらそうかしら。ばったー、へんかしらそうかしら。ふたこぶらくだ、へんかしらそうかしら。ほしうお、へんかしらそうかしら。
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
福岡県生まれ。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(文溪堂)で小学館児童出版文化賞、『くじらさんのーたーめなら えんやこーら』(鈴木出版)で日本絵本賞受賞。作品多数
高部晴市[タカベセイイチ]
東京都生まれ。画耕。東京デザインアカデミー卒業。『あんちゃん』(童心社)で日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
40
ダジャレ絵本なのだが、絵と文は別々の作。というところが一番面白かった。内田さんと高部さん、額を寄せ合って同時に作っているのか? または文(ことば)が先で、それにピッタリの絵を付けたのか? 想像するとダジャレ以上に面白くなる不思議な魅力をもつ絵本だった。2020/03/19
anne@灯れ松明の火
29
新着棚で。へのへのもへじのような顔。子どもの頃、つる……とかでも描いたなぁ。そんな高部晴市さんの表紙と内田麟太郎さんの名前に惹かれて。「ばったー」の文字に「バッタがバットを構える絵」。「へんかしら そうかしら」うーん。変だけど、変じゃない?(笑) そんなものの羅列♪ 放課後デイの候補にどうかと、借りたが、このおかしさ、ダジャレ、伝わるかな? 2020/03/27
ヒラP@ehon.gohon
26
子どもの頃に、「したじき」といって大きな舌だけの絵を描いて喜んでいた自分を思い出します。 言葉いじりで変な絵を描いて満足しているような少年でした。 でも、こんな発想は今は浮かんできません。 大人で遊べる内田さんと高部さんは間違いなく変です。 それもかなり異常に変です。 「しまうま」にはぎょっとしました。 お日さまの表情と、険しい表情の魚は夢に出てきそうです。2020/11/04
ケ・セラ・セラ
24
へんかしら、そうかしら。内田麟太郎ワールドにはまり、何が変とも思わなくなってくる。空に巨大クモはやだなー。ほしうお、とびうお、すずめばち、楽しげで可愛い。言葉遊びの絵本、いろいろ作って楽しめそうです。ぎょ!2022/07/25
ほんわか・かめ
17
内田麟太郎さんの無茶振りに高部晴市さんが見事に応えた感じの絵本(笑) 《うでどけい》こんなのあったらイイね〜(๑¯◡¯๑)2020/12/12