出版社内容情報
こぎつねの目の前を男の子が自転車で走りぬけ、そのあと青い麦わら帽子が飛んできました。帽子をつかまえたこぎつねに男の子は「今度のせてあげる！」と約束。その日を楽しみに待っていたこぎつねでしたが…
著者等紹介
武鹿悦子［ブシカエツコ］
東京都生まれ。詩人、児童文学作家。『詩集ねこぜんまい』（かど創房）で産経児童出版文化賞、『星』（岩崎書店）で日本児童文学者協会賞受賞
土田義晴［ツチダヨシハル］
山形県生まれ。中谷貞彦・千代子夫妻に師事（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
50
1年生で読み聞かせ。きつねのこが約束の日を思って、一生懸命小石を数えたり雨を心配したりするのに、みんなとても共感したようで「ふふふ」と笑いが漏れてました。一方で約束の日、待てども待てども青い麦わら帽の男の子が来ない場面ではみんなとても心配した様子できつねのこを見守っていました。同じ土田義晴さんの絵できつねのこやくまのこ、うさぎのこが登場する『きいろいばけつ』も紹介。1年生が読みものにも手を伸ばすきっかけになればなぁ。2021/09/08
chiaki
44
男の子が落とした青い麦わら帽子を拾ってあげたことがきっかけで、こぎつねくんと男の子は、13日後に一緒に新しい自転車に乗る約束をします。13日後を忘れないためのこぎつねくんの工夫がとっても可愛い♡待ちに待った13日後、待てども待てどもやって来ない男の子に、こぎつねくんは不安に…。なんて心癒される１冊。朝からほっこりさせられました。低学年さんに読んであげたいな〰♡2021/06/01
mntmt
11
いいなぁ。嬉しいときは、風も笑うね。2020/05/10
ヨシ
8
拾ってあげたお礼に「13日後に自転車にのせてあげる」と男の子に言われたこぎつね。楽しみにしていたのに、男の子は来なくって…『約束って大切』という、当たり前だけど重要なことをさりげなく教えてくれるこの絵本は、こどもたちに是非とも読んであげたい一冊。土田善晴さんの絵が、ストーリーにピッタリ♡2024/08/02
ﾛｲﾔﾙﾐﾙｸﾃｨ
5
優しいお話。2024/07/17
