内容説明
おじいさんがふうせんをひろってふくらますと、♪フワフワフワフワリンそらはどこまでそらなのか、ふうせんはうたいながらふわふわうかびはじめました。
著者等紹介
中川ひろたか[ナカガワヒロタカ]
埼玉県大宮市生まれ。日本で初めての男性保育士として保育園に勤務し、フリーに。現在はシンガー・ソング・ライターであるとともに、絵本と紙芝居の作家としても活躍中。絵本に『ないた』(金の星社/日本絵本賞大賞受賞)など多数
布川愛子[フカワアイコ]
東京芸術大学美術学部デザイン科卒業。おもに広告、書籍装画、雑誌、絵本、ステーショナリーなどの絵を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たーちゃん
25
『おおきなかぶ』のような登場人物。息子は黙って聞いていたけど、特に感想は言っていませんでした。2022/05/14
anne@灯れ松明の火
21
布川愛子さんの絵の本を探していて、見つけた。中川ひろたかさんのお話だから面白いだろうと思ったら、その通り! 表紙はややシンプルだが、クライマックスの描きこみはすご~い! おじいさんが道で拾った風船をふくらますと、風船は気持ち良く歌いながらどんどん大きくなって、おじいさんを持ち上げ、おばあさんも持ち上げ……。「おおきなかぶ」のオマージュ? でも、大事なところで、大きな違い。そう来たか! で、どうなるの? 巻末に楽譜も付いている。歌がポイントなので、読み聞かせは、歌に自信がある方にお願いしたい(笑)2024/07/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
(コロナで中止になりました)中学校の支援学級で『昔話』のリクエストをいただいたので、類話の読み比べに用意しました。トルストイの『おおきなかぶ』の類話として紹介しようと思いました。2020/02/28
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
13
おじいさんが風船を拾って膨らますと…ふわりと宙に浮きました。そこでおじいさんはおばあさんを呼んで…と『おおきなかぶ』に似た話。今日の小学校高学年おはなし会で、おおきなかぶとこちらで類話の話にしようと思ったのですが、今回は見送り。次回…できるかな?2019/08/27
ここ
8
図書館☆6歳11ヶ月。読んでいると、あれれ?「おおきなかぶ?!」と娘。ページをめくるたびに「おおきなかぶー!」とゲラゲラ。歌の繰り返しもあり、母は「これ、ロシア民話?」と、相変わらず変なラップ調。最近国語の授業でやったおおきなかぶのお話しと似た流れだったこともあり、娘の食いつきがかなりよかったです。まさかの展開で、母も予測できなかったため、同じ調子でラップしてしまい、無念(・・;)でも、娘は終始ゲラゲラしてたので、よし!最後、楽譜あり。ラップ調から抜け出すきっかけにと、ピアノ練習時に弾く予定(笑)2020/07/23
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