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著者等紹介
唯野元弘[タダノモトヒロ]
山口県生まれ。保育園や小学校での読み聞かせのほか、昔話の再話や絵本の構成などにかかわる
石川えりこ[イシカワエリコ]
福岡県生まれ。『ボタ山であそんだころ』(福音館書店)で第46回講談社出版文化賞絵本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
クリママ
36
何にもしないでいつも遊んでばかりいる男の家につれて帰ってもらった小さな小さな仙人は、男がぶらぶら遊んで帰ってくるにつれ家を壊してしまうほど大きくなっていたが、男が働くようになると…という山口県に伝わる昔話。2019/06/19
ツキノ
22
2017年8月発行。山口に伝わる昔話。遊んでばかりいる若者がみつけたつぼの中にいるちいさな男。「なんにもせんで、いつも遊んでるもんがすきなんじゃ」連れて帰ってくれというのでそうして、遊んで帰ってくると男がおおきくなっている。「あそべばあそぶほどおおきくなるんじゃ」。しかし稲刈りの手伝いにかりだされてみると、男は小さくなっていき…。働く喜びに目覚めた若者の姿。おはなしも中身の絵も魅力があるのに表紙に吸引力がないのが残念。(E252-586)2021/10/13
舟江
20
三年寝太郎の強力版。刺激の強い現代では、このくらいやらないと通じないのかもしてない。ユーモアがあって面白かった。2019/04/18
ヒラP@ehon.gohon
18
小学2年生の朝の読み聞かせで読みました。バカウケしました。2018/06/08
ヒラP@ehon.gohon
15
「何にもしない人」などと解りやすいネーミングの仙人さんは、怠け者の若者以上に怠け心に徹した仙人ですね。 ただただ、大きくなって若者を圧倒します。 働き者になった若者から離れて、また壺に戻りましたが、引き取り手が見つかるのでしょうか。 解りやすいたとえばなしでした。2018/06/11