内容説明
ひろいひろいうみのむこう。くろいおおきなかたまりが…。あれは…なんでしょうか。ちかづいてみると…うわーっ。
著者等紹介
内田麟太郎[ウチダリンタロウ]
福岡県生まれ。『さかさまライオン』(童心社)で絵本にっぽん賞、『うそつきのつき』(文溪堂)で小学館児童出版文化賞を受賞
山村浩二[ヤマムラコウジ]
愛知県生まれ。東京造形大学卒。短編アニメーションを多彩な技法で制作。『頭山』がアカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート、他6つのグランプリを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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新地学@児童書病発動中
116
愉快で微笑ましい絵本。クジラさんのために、ペンギンやしろくまなどが一肌脱ぐお話。黙読したのだが、「えんやこーら」と音読したら、もっと楽しくなったと思う。こんな天衣無縫なナンセンスを作り出す内田さんはさすがだ。詩人としての面目躍如といったところ。山村さんによる、優しく透明感のある絵もよい。2016/08/17
Kawai Hideki
93
くじらさんのために、ものすごい数のペンギン、あざらし、とど、しろくまがひと肌ぬぐ絵本。くじらさんがやりたかったことは何なのか。そして、実は、見えないところでもくじらさんのためにひと脱いでいる生き物がいた・・・!「◯◯さんのーたーめなーら、えーんやこーら」の口調がクセになる作品。2017/07/30
はつばあば
55
よいとまけのメロディで孫に読み聞かせている娘。ミッフィちゃんのTVより魅力があるようだ。そりゃそうだ。豪快なくじらが氷山の上からえ〜い!2017/01/01
k sato
48
シロクマ、アザラシ、トド、ペンギン、タコが力を合わせて、クジラの望みをかなえる物語。さて、クジラの望みとはなにか!?そして、どうやってクジラの望みを叶えるのか!それは、絵本を読んでのお楽しみ。この絵本を楽しむコツは、声にだして読んでみることだ。「えんやこーら」2022/12/10
gtn
43
右寄りの人からも、左寄りの人からも慕われるクジラのような人はなかなかいない。2020/11/20