内容説明
頭も使わず、人との応対もなく、昼飯・昼寝つきで、制服も無料貸し出し。朝10時から夕方4時までで日給1万円という動物園のアルバイトにありついた男。らくな仕事だと喜んだものの…さて、どんな展開が待っていることやら。日本の伝統話芸・落語の「動物園」を英語落語の第一人者、桂かい枝が英語でも語ります。日本語で楽しんだり、英語で語ることもできるバイリンガル絵本です。
著者等紹介
桂かい枝[カツラカイシ]
「世界の人たちにも落語の楽しさを伝えたい」と1997年より古典落語を英訳し、海外に紹介する活動をスタート。これまでに21か国103都市で300回を越える公演を成功させる。2007年文化庁より文化交流使に任命。2014年イギリスの「エジンバラ・フェスティバル・フリンジ」にて地元紙より最高評価である五つ星を獲得するなど、世界的にも高い評価を受ける。中学校の英語教科書にもその活動と英語落語が掲載されている。学校での落語公演も精力的に行い、落語文化の普及に取り組んでいる
おべとも[オベトモ]
イラストレーター、アニメーション作家。2005年スイスイ社に入社。独特の画風で2006年に個展。デビュー作のアニメーション「おべとも学園」はNHK教育テレビで5年間にわたり放映され、全国の子どもたちに大人気に。あいおいニッセイ同和損保のしろくま親子のキャラクターを手がけるほか、新作も仕込み中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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