とべ!カーピー

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  • サイズ A4判/ページ数 39p/高さ 22X22cm
  • 商品コード 9784790252610
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

内容説明

こうえんでカラスのひなを見つけた。まだ飛べないカーピー。自分の巣にもどることもできない。ぼくはカーピーのせわをした。飛べるようになるまで育てた。飛べ、カーピー。自分の力で大空へ羽ばたいていけ。カラスのひなを育て、自然に帰した少年の心あたたまる物語。

著者等紹介

もろはしせいこう[モロハシセイコウ]
諸橋精光。新潟県長岡市生まれ。真言宗豊山派千蔵院住職、画家、絵本・紙芝居作家。仏教説話などの絵本、超大型紙芝居の制作や実演など、幅広い創作、表現活動を展開。『ナムチンカラトラヤーヤーねことおしょうさま』(小学館)で2001年ブラティスラヴァ世界絵本原画ビエンナーレ出品。「えにかいたねこ」で2002年ボローニャ国際絵本原画展入選。第31回高橋五山賞、第29回正力松太郎賞、土屋文明記念文学館賞など受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヒラP@ehon.gohon

17
巣から落ちたカラスを育てるという行為は、禁じられているし、とても危険な行為です。 でも、お寺の住職でもある諸橋精光さんが取り上げて、絵本にしていることに意味があると思いました。 カラスはとても愛情深い鳥で、巣から子が落ちても必死にそれを守ろうとします。 カラスの子に近づくと攻撃を受けます。 それを連れ帰ったということに、まずは凄さを感じました。 その後親ガラスが常に見守っていることも印象的です。 カラスの子を育てようとする子どもを認めたということは、とても素晴らしいことです。 2024/02/10

timeturner

3
公園の木の下に落ちていた飛べない子ガラスをみつけた少年が巣立ちするまで面倒をみる。実話をもとにした話だそうで、段ボールを利用した家とか、止まり木とか、創意にあふれた一家だなあと感心しながらも、「保健所に届けなくていいの?」と思ってたら、奥付とカバー袖の2個所に「野鳥をペットにしてはいけません。怪我をしているなどほうっておけない場合は――」と注意書きがついていた。野生動物に干渉しないほうがいいことはわかっていても、野良猫がうろついている公園に幼鳥を置き去りにはできないよね。2024/11/08

2時ママ

3
次女6歳 独り読み。2016/11/07

2時ママ

2
次女6歳 独り読み。2016/11/04

れたこ

2
親といることが子には一番の幸せ。…というありきたりな受け取り方で良いんだろうか…?絵の躍動感はこころおどる!2013/05/01

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