内容説明
「もうねるじかんだよ」とパパにいわれたステラ。でもいっしょにねるはずのぬいぐるみたちがちっともねようとしません。みんなねないこせかいチャンピオンをめざしているのです。そこでステラはかんがえて…。
著者等紹介
テイラー,ショーン[テイラー,ショーン][Taylor,Sean]
イギリス生まれ。詩人。ケンブリッジ大学で文学を学んだ後、出版社で働く。ジャーナリストや教師を経て、今は子どもの本の作家として活躍。現在はイギリスと南米の半々暮らし
リャオ,ジミー[リャオ,ジミー][Liao,Jimmy]
台湾生まれ。大人向け絵本の先駆者。アニメ化された『ほほえむ魚』は、2006年ベルリン国際映画祭特別賞受賞。絵本以外の分野でも活躍している
木坂涼[キサカリョウ]
詩人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
86
寝かし付けってなかなかの難事業だからか、子ども向けの絵本って意外と夜を舞台にしたものが多いですね。『君のいる場所』『君といたとき、いないとき』など大人向けの切ない絵本で知られるジミー・リャオさんが絵を手がけた夜の絵本。「お休み」を言われたステラは、素直にベッドに入ろうとしますが、ぬいぐるみたちは断固寝るのを拒否します。仕方なくステラは、身近なものを作って寝かし付けをします。枕は舟になって、靴箱は汽車に、おもちゃのかごは気球になって……。部屋はだいぶ散らかってしまいましたが(笑)。2012年2月初版。2015/12/30
ヒラP@ehon.gohon
18
ジミーさんの絵本を追っかけてきたら、こんな絵本に出会いました。 一味違うジミーさんです。 なかなか眠らない女の子ステラとお友だちの人形たちの、夢の世界に向かうファンタジーです。 現実の世界と、夢の世界を描きわけ、仮想空間の魅力タップリに描かれています。 文字の字体も変えてあって、歌いたくなりました。 素敵なおやすみ絵本だと思います。2023/09/25
Sara
9
【3才3ヶ月】読友さんのレビューより、図書館から借りてきました。主人公の女の子が、寝ないのかと思ったら、違った笑 カエルのセリフを我修院達也風に言うのが母のブーム。さらは我修院わかってないけど笑ってる。数日前に一回読んだだけだったが、枕は何になるのかなー?と聞くと「おふね!」箱は?「でんしゃ!」などとかなり覚えていた。 2019/05/27
mntmt
8
みんないい子で良い夢を。2022/06/20
おはなし会 芽ぶっく
7
読書会【テーマ 図書館司書による新刊案内】 まだ眠たくないという気持ちがカエルやブタに反映している 『大人が読みたい絵本500』 https://bookmeter.com/books/10792865 で紹介されていた。【眠れないとき】2013/09/10