内容説明
どんどん行ける「どんどんキップ」で小さな旅へ出発!2歳から。
著者等紹介
ミノオカリョウスケ[ミノオカリョウスケ]
1961年神戸市生まれ。滋賀大学教育学部卒業。1987~89年Art Student League of New Yorkに在学。イラストレーター・図工計画家・クラフト作家として活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
82
ある日、主人公の男の子のところへ、どんどん山の駅長さんから「どんどんキップ」なるものが送られてくる。何やら、どこまでも電車に乗って、どんどん行けるキップらしい。そんな特別なキップでどんな世界の果てまで行くのかわくわくしながら読んでいたが、結局、終点の「どんどん山」で終わってしまった。ちょっと期待はずれ。娘は、そんなことはお構いなしに、絵を見つける「クイズ」をご所望。その結果、なんと、最初から最後まですべてのページで主人公を見つめる「黒猫」の存在に気がついたのだった。娘曰く「こっち見てるー」。ちょっと感動。2015/10/10
りーぶる
28
めっちゃ素敵な絵本だと思います。この切符欲しい。ある日ポストに届いていて欲しい。うちの娘もいつの間にか電車大好き。ドアが開くたび、閉まるたび「れちゅごー」って言って恥ずかしいくらい好き。もちろん手も振ります(笑)この絵本も娘が図書館で手放さなかったのですが、そりゃ楽しいだろう、と思います。絵も遠近感やスピード感があって良いし、駅員さんたちのさりげない仕草、表情が本当に和む。駅名も良い、帰りの切符の名前も可愛い。可愛い可愛い絵本でした。(1歳10ヶ月)2018/05/25
くぅ
23
温かく細かな絵で読み手も一緒に旅をしている気分になる絵本。大好きな電車の話、息子もよそ見することなく楽しみました。(1歳1ヶ月)2018/06/14
花林糖
10
(図書館本)2歳1ヶ月。『ブンブンどらいぶ』が大好評だったので借りてみたらこちらも反応良好。脇役の犬・猫がどこかに居るのがいい。タイトルそのままな内容だったので男の子ってこんな感じなのかと思いました。(購入)2015/06/15
ニャーテン
7
リズミカルで読みやすい文だから、読み聞かせもどんどん進む。どんどん行ったきりじゃなくて、またちゃんとお家に帰るんだよと〈ちゃーんとキップ〉があるのが心強い。2歳8ヶ月の息子にも「どんどんキップとちゃーんとキップだよ」って言って切符を渡してみようかな。今度電車に乗る機会が楽しみになった。何回か読む度に最後まで聞いているものの息子のリアクションは特になし。2018/06/27