出版社内容情報
葉や枝になりすますもの、危険なハチのふりをするもの、フンにそっくりの姿をしているものなど、生きものたちはさまざまに変装しています。厳しい自然界をくぐり抜けてきた生きものたちの、びっくり・仰天するようなカモフラージュ技の数々をぜひご堪能ください。そして、アリグモやムシクソハムシなど、身近なところに潜んでいる生きものはほかにもたくさんいます。変装にだまされず、ぜひ見つけ出してみましょう!
目次
生きものはすごい(枯れ枝になりすますガもすごい;枝になりきるサギのなかま;変装が見破られたらどうする?;トラやヒョウの模様も攻撃するための変装;花にそっくりなのは幼虫とメスの成虫だけ;弱い幼虫のときは強いアリに変装する;黄色と黒は「危険信号」;テントウムシの色と模様は大人気;フンへの変装は、どんな場所でも効果あり;危険な魚に変装する魚たち;身近にあるものを使って変装;モクズショイの体はマジックテープ;まわりのものをくっつけるカニたち)
ミニずかん(変装する生きものたち)
著者等紹介
柴田佳秀[シバタヨシヒデ]
1965年生まれ。東京農業大学農学部卒業。昆虫生態学専攻。卒業後、テレビの自然番組のディレクターとして北極やアフリカなど世界中の自然を取材。「生きもの地球紀行」「地球!ふしぎ大自然」などのNHKの自然番組を数多く制作する。2005年にフリーランスとなり、図鑑の執筆や講演などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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