鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち<br> キャラメル色のわたし

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鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち
キャラメル色のわたし

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  • サイズ A5判/ページ数 310p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790233695
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

黒人のパパと白人のママが離婚し、イザベラは1週間ごとに両親の家を行き来する生活を続けている。イザベラは家族について、アイデンティティについて悩む。ピアノの演奏会の日、黒人の兄とともに警官に拘束され、銃を向けられてしまう。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

92
YA。白人の母親と黒人の父親をもつイザベラ(イジー)は1週間ごとに父と母の家に滞在する。活動的でTシャツスキニーな母親と、裕福でベンツにスーツ姿の父親は娘取り合い、喧嘩してばかりで娘を時々困らせる。11歳になったイザベラは自分か「黒人」なのか「白人」なのか悩む。人種差別に直面した時、イザベラと友達は恐怖に震える▽毎週、両親の間を行き来してある意味二重生活なイザベラは大変。でも愛されていることは確実で、多くの手助けで日常を楽しく暮らしている。でも差別は理不尽。各章が短くて読みやすい。良本2022/10/03

NAO

75
【2021年色に繋がる本読書会】可愛らしげなタイトルとポップな表紙絵から楽しい話かと思ってしまいそうだが、白人の母親と黒人の父親を持つ娘が両親の離婚で自分の居場所が見つけられなくなってしまうという、結構重い話。人種差別事件も起きる。深刻ぶらない10代の軽い語り口が、より一層その深刻さを浮かび上がらせている。2021/01/16

天の川

64
黒人の父と白人の母の間に生まれたキャラメル色の私。離婚した父母の共同親権によって隔週で父・母と暮らす生活にもうまく対応しているけれど…。弁護士で高級住宅地に住む父親がくだけた服装をしない理由、ちょっと好意を持つ男の子が誉め言葉のつもりで口にした言葉に含まれた差別意識、クラスの中の陰湿な嫌がらせ…彼女は時おり人種問題にぶつかる。ラストの事件は最近起きた白人警官による黒人殺害事件を彷彿とさせる。魅力的な人々に囲まれた彼女の明るい語りで話は進むが、考えさせられる内容がしっかり詰まっていた。2021/01/20

oldman獺祭魚翁

55
図書館 イジーの一人称で語られる物語。 アフリカ系アメリカ人のパパと白人のママと間に産まれたイジー。でも彼女が8歳の頃両親は別居、11歳の今は離婚してイジーは共同親権を持つパパとママの家を1週間毎に往復する。各章のタイトルは「パパの週」と「ママの週」……彼女はつぶやく「わたしの週がない」。イジーの楽しみはピアノを弾くこと、白鍵と黒鍵が紡ぎ出すメロディーに彼女は夢中だ。パパの家ではグランドピアノ、ママの家ではカシオのキーボードを使って練習する。今の時代若い人も大人も必読の書。2020/10/04

かもめ通信

27
クレメンティのソナチネ ハ長調 作品36 第1番の調べにのせて語りあげられる、アイデンティティに悩む10代前半の女の子イザベラの物語。両親の離婚、人種問題など、子どもであっても避けて通れない、社会の様々な問題に正面から向き合って、容赦なく描き出す。毎度のことながら“鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち”シリーズは本当に質の高い良書揃い。子どもたちはもちろん、大人のあなたにもお勧めだ。2020/10/07

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