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出版社内容情報
じゅうたん工房で奴隷のように働かされる子どもたち。自由を取り戻すために、一人の少年が敢然と立ち上がった! 実在の少年イクバル・マシーをモデルに書かれた衝撃の物語。『イクバルの闘い ー世界一勇気ある少年ー』の新装版。
フランチェスコ・ダダモ[フランチェスコダダモ]
著・文・その他
荒瀬ゆみこ[アラセユミコ]
翻訳
内容説明
パキスタンのじゅうたん工場で、休みなく朝から晩まで奴隷のように働かされる日々…。あたしたちはもうだれも夢を見なくなっていた。イクバルがやってくるまでは。「ぼくは怖くない」イクバルは言った。イクバルが命をかけて示してくれたもの―それは、どんなに強大な相手でも立ち向かう世界一の勇気だった。児童労働の現実に敢然と立ち向かった少年イクバル・マシーの真実の物語。
著者等紹介
ダダモ,フランチェスコ[ダダモ,フランチェスコ] [D’Adamo,Francesco]
1949年、イタリアのミラノに生まれる。一般向けの小説の執筆、推理小説のアンソロジーの編纂などを手がけるいっぽうで、「見捨てられたような場所でくらし、事件を起こしでもしないかぎり、存在すら忘れられている子どもたち」をテーマとした児童、青少年向けの作品を書き高い評価を得ている
荒瀬ゆみこ[アラセユミコ]
大阪外国語大学外国語学部イタリア語学科卒業、雑誌、書籍編集者を経て、現在イタリア文学翻訳家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaya
1
読み進めるのがつらい本だった。そして、この本を日本の子どもたち(特にイクバルと同年代の)はどう感じるのだろう、などと思いながら読んだ。 今もパキスタンはそうなのだろうか。今までこういうことに関心を向けてなかったが、今もこういう環境下で生きる子どもたちがいるのであれば、胸が締め付けられる思いだ。2021/05/28
ebi_m
1
実在の少年イクバルを元にしたフィクション。なんというか、「言われたことをきちんとやる」ということを刷り込むように教えられる日本の子どもたちに、この絨毯工房の子どもたちの抵抗がどのように響くかは知りたい2019/07/14
あみや
0
児童労働について考えさせられました。2021/11/01