鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち<br> タイガー・ボーイ

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鈴木出版の児童文学 この地球を生きる子どもたち
タイガー・ボーイ

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  • サイズ B6判/ページ数 190p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784790233275
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8397

出版社内容情報

トラの子どもが保護区から逃げだしてしまいました。もし、母トラが子どもを探しに追いかけて来たら大惨事になってしまいます。その前に見つけ出して保護区に戻してやりたいニールと、トラの子をバラバラにして高値で売りたい悪人たちの競争がはじまりました。

内容説明

学校で一番成績がよいニールは、地域でトップになって奨学金を勝ち取り、インドの大都会の私立中学校に進むことを期待されています。でも、ニールは大好きな家族や生まれ育った島から離れたくありません。苦手な算数の勉強に気が入らないまま、試験の日は近づいてきます。そんなある日、保護区からトラの子が逃げ出したというニュースがとどき、島じゅうでトラの子探しがはじまりました。『リキシャ★ガール』の作者ミタリ・パーキンスと画家ジェイミー・ホーガンのペアがおくる未来に向かって力強くふみ出す男の子の物語。

著者等紹介

パーキンス,ミタリ[パーキンス,ミタリ] [Perkins,Mitali]
アメリカ合衆国の児童文学作家。インド、コルカタに生まれ、アメリカ合衆国に、両親、姉妹と共に移住。幼いころから、バングラデシュ、カメルーン、ガーナ、インド、メキシコ、タイ、イギリス、オーストリアなど世界のあちこちに住んだ経験から、異文化への架け橋となる児童書の執筆をつづけている

ホーガン,ジェイミー[ホーガン,ジェイミー] [Hogan,Jamie]
アメリカ合衆国のイラストレーター。メイン州沖合の島で夫と娘とくらし、メイン芸術大学でイラストレーションを教える。新聞や雑誌にもイラストを発表し活躍中

永瀬比奈[ナガセヒナ]
上智大学外国語学部英語学科卒業。航空会社勤務の後、渡米。帰国後、児童書の翻訳にとりくむ。紙芝居文化の会運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

47
YA。バングラディッシュの小さな島に住む少年ニールは島一番の秀才。試験を受けて合格すれば、奨学金で島から出られるといわれている。だけど、家族や島が大好きなニールは勉強に身が入らない。そんな中、保護区からトラの子どもが脱走し島に逃げ込んだらしい。トラの子が、もし金持ちのグプタに捕まったら皮を剥がされて売られてしまう。ニールは姉と一緒にトラを探す。▽少年が学ぶことの大切さに気付いていく話。父親がお金のために悪者の手下になり、息子が苦しむけれど、やっぱり父親は強かった。話のスジは道徳的でわかりやすい。2018/09/07

遠い日

12
学ぶことができる環境というのは、決して普通のことではないのだと痛感する。インドとバングラデシュ間に広がるシュンドルボンの群島の一つに住む少年ニール。島に残って暮らしたいのに、成績がいいばかりにコルカタの大都会の中学への進学を期待される。貧困、サイクロンによる壊滅的被害、経済優先の森林伐採、絶滅危惧種の動物たちの保護。自らの手で島の未来を変えることが可能かもしれないと気づくきっかけが、保護区から逃げたベンガル虎の赤ちゃんを救い出した事件だった。学ぶことは未来と繋がること。ニールは一歩を踏み出した。2017/08/12

ぽけっとももんが

9
途上国で勉強したいけれども機会に恵まれない子の話はよくある。でもこのニール少年は、なまじ優秀でコルカタの有名進学校への奨学金のチャンスがあるのに、島から離れたくないと勉強に身が入らない。そこに逃げた虎の子を成金グプタが探していると知り、それを探すうちに島の未来について考える。島にいたいからこそ、今島を離れるのだ。結局、こどもをいくら叱ってもすかしても、本人が目的を見つけてやる気にならないことにはどうしようもないのだなぁ、と現代日本の子育てに関しても有益な教訓が含まれておりました。2017/10/08

鳩羽

8
ニールは、奨学金の試験に合格してインドの寄宿学校で学ぶことを地元から期待されている少年だ。しかし、ニール自身は家族のもとで暮らしていきたいと思っている。そんなとき、保護区からトラの子どもが逃げ出したと聞き、ニールは強欲な商人に見つかる前に保護しようとする。…短い割りに、貧困と性差別と教育の遅れに環境問題と、社会問題が盛りだくさん。それを読み取れるかはともかくとして、ニールが無意識にトラの子どもに自分を投影して、一生懸命になっているところは切実に応援したくなるだろう。2018/02/24

tellme0112

6
未来に向かう気になったのは、父親の誠実さ、正義感だったか…。頭いい子です。素敵です。息子に勉強する気にさせるにはどうしたらいいんだろうなどと俗っぽいことを考えた。女子の教育、環境保護、災害と貧困、病気、いろんな要素が詰まってて、リアルだった。2017/09/18

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