鈴木出版の海外児童文学 この地球を生きる子どもたち
はばたけ!ザーラ―難民キャンプに生きて

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 237p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784790231523
  • NDC分類 K949
  • Cコード C8397

内容説明

ザーラは、まだ赤ちゃんのときに、家族や親せきといっしょにイランからイラクの難民キャンプに逃げてきた。日干しレンガで建てたちっぽけな小屋での生活はつらいけれど、ここには大好きな友だちがいて、やさしいおじさんや陽気なおばさんがいる。でも、生まれつき重い病気をかかえている弟のレザは、ここでは生きられない…。運命の急激な変化にとまどう難民一家の過去、現在、そして未来への希望を10歳の少女の目からえがく話題作。

著者等紹介

ナラニィ,コリーネ[ナラニィ,コリーネ][Naranji,Corine]
1940年、オランダのベルヘン・オプ・ゾーン生まれ。1960年代に、イラン人と結婚。イランの首都テヘランに長年住むが、ホメイニ師による宗教革命がはじまり、二人の子どもを連れてオランダに帰国。ソーシャルワーカーとして精神的に障害をもつ人々のケアをしながら、執筆活動をはじめた

スコーンオーヘ,トム[スコーンオーヘ,トム][Schoonooghe,Tom]
1973年ベルギー、モーツェル生まれ。アントウェルペンにある聖ルカ美術学校で応用美術を学んだのち、最初の絵本『どろぼうをつかまえろ!Houd de dief!』(ヘールト・デ・コッケーレ文)を2000年に出版、本の羽根飾り賞を受賞した。その後もテレビ番組、児童演劇の美術などさまざまなジャンルで活躍し、子どものための美術ワークショップも定期的に行っている

野坂悦子[ノザカエツコ]
東京都生まれ。早稲田大学文学部卒業。1985年より5年間、オランダとフランスで暮らす。以来、オランダ語を中心に児童書の翻訳を手がけている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく 

14
『Oslo』 https://www.oslo2021.com/ オスロ合意についての舞台鑑賞後、『アフマドくんの命のリレー』 https://bookmeter.com/books/4019463 に続き読みました。 クルド人の10歳の女の子ザーラはイラン生まれ、今はイラクの難民キャンプで過ごしています。学校は通えるようになりましたが、もし病気になっても病院はとても遠いのです。2歳の弟は難病があり、手術しなくてはならなくなりました…。 2021/05/10

tellme0112

6
ここで終わるのかあ。「はじまりのとき」の次に読んだのでちゃんと適応できるのか気になります。が、まずは家族が生きることが大事なので。。。心残りではありますが。2017/09/19

航輝

1
図書館本 イランから逃げてきて難民キャンプで生活していたザーラがオランダに移り住むまでのお話 フィクションだけど、リアルで身近に感じられる ニュースでよく聞くクルド人達がザーラ達のことを言っているということで、ちょっとだけ難民キャンプについて知ることが出来た 文化の違いも分かりやすかった2023/01/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/45239
  • ご注意事項

最近チェックした商品