内容説明
剣道の選手が試合の中で実際に行なっている面打ちは、左かかと、ひかがみ、右足など、下肢がそれぞれ正確に働き、下肢と上肢が協調することで完成する。それらをコントロールする脳の働きも見逃せない。「気」やイメージによって語られ、指導されることの多い剣道の動作に、これまでとは違った視点から冷静な科学的分析の手法を持ち込み、その真の姿をありのままに解き明かす。面打ちを習得したい初心者、面打ちを深化させたい経験者、面打ちを教えたい指導者が、新たな視点を得るための指針を、実際の動きを見て理解できるよう映像付きで提示する。
目次
第1章 技術の追求
第2章 剣道選手の技術
第3章 剣体協調の指導法
第4章 上肢の動き
第5章 指導の達人
第6章 実践的面打ちの学習・指導体系
著者等紹介
今福一寿[イマフクカズヒサ]
明星大学教授、剣道教士七段。1958年東京都生まれ。東海大学体育学部卒業後、明星大学にて体育の指導と研究に従事。スポーツ動作を研究テーマとし、その究成果を実際の指導に活かすことを追求している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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