内容説明
最高のものは昭和初期の日本にあった。大正生まれの現役剣道具職人が、頑なに守る伝統のわざ、素材選びなど、労を惜しまない仕事のすべてを公開。本物を求める剣士垂涎の防具はこうしてできる。
目次
第1章 匠の技術(面作り;胴作り ほか)
第2章 素材と道具(素材;道具)
第3章 歩んだ道(水戸から家出して高野道場に入門したオヤジ;剣道具屋になれ、とオヤジに言われて ほか)
第4章 剣士と職人(すべてをまかせて作り、使いやすさに驚いた(太田忠徳)
この防具で恥ずかしい剣道はできない(大保木輝雄) ほか)