内容説明
気を高め、心を磨き、胆を練る。「八段」として充実期を迎えた20名の剣士たち。「合格率1%」の壁を破った彼らがなおも追い求める理想の剣とは。八段剣士20名が理想の剣を語る。
目次
剣道の肚を直心影流法定の型に求める(岩立三郎)
教育剣道のあるべき姿を追い求める(佐藤成明)
「まいった」の言葉を発して“肚”を識る(甲斐清治)
柳生新陰流に剣道の本質を学ぶ(林邦夫)
ひたすら守・破・離の“守”を目指す(田原弘徳)
“動中静”、その“静”の肚をつくりたい(井上茂明)
先生方の教えを次に伝えたい(矢野博志)
“八”の力に対し、“二”で和すということ(有馬光男)
“落露の気”に思うこと(湯村正仁)
「ヘソが上を向くように」という教え(角正武)〔ほか〕
著者等紹介
高山幸二郎[タカヤマコウジロウ]
昭和22年、秋田県横手市に生まれる。法政大学卒。剣道は中学1年から始め、加藤春作教士に手ほどきを受ける。横手高校では、同校OBの若林信治範士や、古川汎仁教士、部長の戸沢広海教士等に指導を受ける。雑誌編集を経てフリーとなり、主としてスポーツ誌に記事を連載する
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感想・レビュー
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