出版社内容情報
tinySAを入手して,初めてスペアナで高周波回路の測定をしてみようとしている諸氏のための解説書です.tinySAの機能と使い方,tinySAと一緒に使えば,さらに便利に測定ができる自作可能な外付け回路の作り方も詳しく解説しました.
内容説明
本書は、ポケット・サイズのスペクトラム・アナライザtinySAを初めて使う方向けに、スペクトラム・アナライザの基本と、tinySAの特徴をわかりやすく解説しました。tinySAは、他のスペクトラム・アナライザ同様、広範囲の周波数をスキャンして電波の分布を表示する機能、広い範囲の周波数で均一な変調波を出力するノイズジェネレータの機能を持っています。tinySAをさらに使いやすくするために、キャリブレーション用発振器、アッテネータ、広帯域RFアンプ、ノイズジェネレータの作り方も解説しました。
目次
第1章 スペクトラム・アナライザとは?(オシロスコープとスペクトラム・アナライザ;スペクトラム・アナライザの方式;スペクトラム・アナライザtinySA)
第2章 tinySAで測定 スタンドアローン編(tinySAの操作;LOW入力モードの初期設定 ほか)
第3章 tinySAで測定 PC制御編(PC制御アプリをダウンロード;アプリtinySA‐Appの起動と動作確認 ほか)
第4章 tinySAの付加回路の製作(キャリブレーション用発振器の製作;アッテネータの製作;広帯域アンプの製作;ノイズジェネレータの製作)