内容説明
パワー・エレクトロニクス設計においてもっとも理解しにくく扱いにくいとされているのが、チョーク・コイルおよびトランスです。材料さえ手にすればだれにでも自作できるものですが、現実には検討すべきパラメータがあまりに多く、どのような手順で設計・製作を進めるのが効果的かの最適解がありません。系統だてて解説した成書も存在しませんでした。本書ではスイッチング電源回路設計の立場から、磁気回路、コアの選択、巻き線法などまで現実的にていねいに解説しています。
目次
第1章 チョーク・コイルとトランスのあらまし
第2章 コイル/トランスのコア材を徹底理解する
第3章 コイル/トランスの製作…巻き線の実践ノウハウ
第4章 スイッチング電源用チョーク・コイルの設計
第5章 スイッチング電源用トランス設計のあらまし
第6章 スイッチング電源用トランスの設計
第7章 ノイズ・フィルタのコイル設計
第8章 コイル/トランスの測定
著者等紹介
戸川治朗[トガワジロウ]
昭和24年栃木県に生まれる。昭和48年新潟大学工学部卒業。長野日本無線(株)、サンケン電気(株)、岩崎通信機(株)に勤務。高周波・低雑音スイッチング・レギュレータの研究・開発業務に従事。平成4年(有)戸川技術研究所を設立。代表取締役所長。国内外の多数の企業に、パワー・エレクトロニクス関連技術のコンサルティングおよびアドバイスを実施(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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