内容説明
オランダのフィリップス社が提唱する2線式の同期式シリアル通信インターフェースI2Cは、携帯やパソコン内部では標準的に使われている。本書では、複数のサブ・コントローラで機能を分散させて作動する装置の製作例を解説した。Microsoft社から無償で提供されているVisual Studio2005の構成アプリケーションの一つである、Visual C# 2005をインストールし、パソコン側からサブ・コントローラを制御する開発事例を解説している。
目次
第1章 I2Cの概要と実験、開発環境―I2Cインターフェース・デバイスの導入
第2章 パソコンからI2Cデバイスを制御―非同期シリアル‐I2Cブリッジの製作
第3章 I2Cスレーブ・コンポーネントの製作―I2Cコンポーネント
第4章 C#言語を使ったWindowsアプリケーションを作成する―Windowsアプリケーションの作成
第5章 温湿度を計測して記録し、ヒータ制御を行う―温湿度ロガーの製作
第6章 温湿度ロガーを制御するWindowsアプリケーションを作成する―温湿度ロガー制御用アプリケーションの作成
第7章 RCサーボ・モータを利用したIPカメラ用雲台を製作―カメラ雲台の制御
第8章 カメラ雲台を制御するWindowsアプリケーションを作成する―カメラ雲台制御用アプリケーションの作成
著者等紹介
中尾司[ナカオツカサ]
1964年生まれ。1988年熊本工業大学卒業後、マイコン機器の設計、製造、販売などに従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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