内容説明
マイコン応用システムで使われる定番的な各種インターフェースの回路例と、C言語およびアセンブラによるプログラム例を網羅したPIC18シリーズ向けの入門書。
目次
マイコン・インターフェースのためのPICマイコンの概要と開発環境
第1部 基本的なインターフェース(出力ポートのインターフェース―出力ポートの特性、出力電流を増やす、高電圧や負電圧の出力、パルス出力;入力ポートのインターフェース―入力ポートの特性、高電圧の入力、コンパレータ、エッジ検出など;ポート数を拡張するインターフェース―汎用ロジックICによる出力数の拡張や専用ICによる拡張方法;絶縁インターフェース―リレー、フォト・カプラ、iCouplerトランス、商用交流制御など;フロント・パネル・インターフェース―LED、LCD、蛍光表示管、スイッチ、キーボード、可変抵抗、サウンダなど)
第2部 応用インターフェース(A‐Dコンバータとアナログ入力のインターフェース―各種A‐Dコンバータ、アナログ入力の増幅・切り替え・演算、絶縁型インターフェースなど;PICマイコンの内蔵A‐Dコンバータについて;D‐Aコンバータとアナログ出力のインターフェース―各種D‐Aコンバータ、電子ボリューム、絶縁型D‐Aコンバータ、信号の絶縁出力など;PICマイコンの内蔵PWM機能の概要;シリアルEEPROMのインターフェース―MicrowireやI2Cによるデータ・メモリの拡張法;PICマイコンのI2Cインターフェースについて;周辺機器との通信系インターフェース―非同期シリアル、パラレル、CAN、USB、Ethernetなど;PICマイコンの非同期シリアル通信とSPIモードの同期シリアル通信;モータのインターフェース―DCブラシ・モータ、ステッピング・モータ、DCブラシレス・モータ、ラジコン用サーボ・モータ;センサのインターフェース―温度センサICやサーミスタ、加速度センサとの接続例;測定および信号発生のインターフェース―周波数や周期の測定、PLLやDDSによる信号発生、リアルタイム・クロック、PWMによる定電圧電源や定電流電源;PICマイコンのタイマ1について)
著者等紹介
小川晃[オガワアキラ]
1979年玉川大学工学部電子工学科卒業。1980年(株)計測技術研究所入社。プリント基板検査装置、半導体検査装置など各種生産設備機器開発。1988年(株)マイクロアプリケーションラボラトリー設立(代表取締役)。各種検査装置、医療機器、画像関連機器開発、通信機器、製造。1997年玉川大学工学部メディアネットワーク学科非常勤講師。1998年グローバル電子(株)アプリケーションエンジニア顧問。1999年PICマイコン関連製品開発販売(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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