内容説明
「コンピュータを使って、心理学で遊ぼう」。これが本書の内容の指針。心理学の中から親しみやすいいくつかの話題を厳選してプログラミングの材料にしたものを紹介。社会的な現象のシミュレーション、学習のシミュレーション、ニューラルネット、知覚心理学など、いずれもDelphiを用いたやさしい初歩的なプログラミングで理解しやすいものである。
目次
第1章 意見の分布の推移(数の論理)―人の意見が、周囲の多数意見だけで決まる場合
第2章 意見の分布の推移(知と数の論理)―人の意見が、多数意見、意見の価値、意見間の距離で決まる場合
第3章 ニューラルネットPDP(Parallel Distributed Processing)―知性の誕生?神経細胞の働きをシミュレーション
第4章 Hebb型のニューラルモデル―刺激が学習の鍵?神経細胞の働きをシミュレーション
第5章 錯視―目の錯覚を測定してみよう
第6章 立体視―立体視を生じる平面図形をプログラムで作ってみよう
第7章 差動結合(Differential Coupling)―物理的な明るさの変化が明るさの見え方を決定する
第8章 弁別閾―明るさの違いを判断できる最小差を調べてみよう
第9章 信号検出理論(SDT:Signal Detection Theory)―不確かな2つの刺激の差に対する鋭敏さを考えてみよう
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