Design wave advance
ディジタル数値演算回路の実用設計―四則演算、初等超越関数、浮動小数点演算の作りかた

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  • サイズ B5判/ページ数 255p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784789836173
  • NDC分類 548.2
  • Cコード C3055

内容説明

本書は、画像処理や音声処理、暗号処理などには欠かせない数値演算回路設計についての解説書です。本書では、数値演算回路として、加減算回路、乗算回路、除算回路、浮動小数点演算回路、初等超越関数を取り上げます。また、応用回路としてディジタル・ビデオ・エフェクトのアドレス生成回路の設計方法を紹介します。本書は、あくまでも実用回路の製作に主眼を置いています。そのため、具体的な回路例(ソース・コード)を示しながら、数値演算を実際の回路に落とし込む過程を理解できるように説明しています。また、製品の差異化の重要な要素となる高速化や小型化を図るため、さまざまな視点でのアプローチを紹介します。

目次

第1章 ディジタル回路と数値演算回路
第2章 加算器と減算器
第3章 高速でコンパクトな乗算器の設計
第4章 バリエーションを使い分けた除算器の設計
第5章 初等超越関数の実現
第6章 浮動小数点演算の作法
第7章 DVEアドレス生成回路を事例とする演算回路の最適化
Appendix 1 APPNA生成ツールの作りかた
Appendix 2 Wallaceツリー生成ツールの作りかた

著者等紹介

鈴木昌治[スズキショウジ]
1959年新潟県に生まれる。1982年東京理科大学理工学部電気工学科卒業。同年小谷電機(現オタリ)に入社。品質管理6年、機械設計2年、電気設計2年を経験。もの作りの楽しさを知る。1992年~インゲータシステムズ、エル・エス・アイ・テクノロジー、スタンダードロジックなど、受託設計会社を渡り歩き、数々のアプリケーションにて技を磨くとともに、多くの個性的なエンジニアと出会う。2006年アドテックエンジニアリングに移籍し、製造装置の画像処理を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。