内容説明
本書は、ディジタル機器を開発するときに必ず問題となる「シグナル・インテグリティ(信号波形の品質)」についての入門書である。信号の反射やクロストーク、放射ノイズなどに関する基礎知識と、それらに起因するトラブルを解決するためのテクニックについてわかりやすく解説する。複雑な数式などの説明をできるだけ省き、実務に必要な概念とノウハウだけを示す。また、付属のCD‐ROMには伝送線路シミュレータ(評価版)が収録されている。このシミュレータを使用しながらシグナル・インテグリティ解析の実際を体験できる演習も含まれている。
目次
第1章 電気信号の基礎知識
第2章 伝送線路解析の基礎知識
第3章 電気信号ノイズの実際
第4章 電磁放射ノイズ
第5章 シミュレータの運用
第6章 伝送線路解析の体験
著者等紹介
池田三喜夫[イケダミキオ]
1983年、伊藤忠テクノサイエンス(CTC)の前身である伊藤忠データーシステム(CDS)に入社。米国GE Calma社のプリント基板CADシステム「Tboards」、米国Quad Design Technology社(現Innoveda社)の伝送線路シミュレータ「XTK」、放射ノイズ解析ツール「QUIET」、静的タイミング解析ツール「MOTIVE」、米国Sunrise社(現Synopsys社)のATPGツール、DFTツールなどのサポートを担当。1998年に独立。それまでの経験を生かして、EMIやシグナル・インテグリティに関する講義を中心としたコンサルタント業を始める。2000年にマイクコーポレーションを設立
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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