内容説明
高周波回路設計は難しいものと敬遠されていますが、交流回路という視点では低周波回路と同じです。直流や低周波の領域では、多くの要素を無視できるような範囲で使っているにすぎません。本書は、高周波におけるインピーダンスの考え方やスミス・チャートの使い方といった基礎知識から、低雑音増幅や実装テクニックなどの実用知識まで、わかりやすく解説するものです。
目次
高周波信号と上手につきあう術センスアップ!
高周波信号の伝送技術センスアップ!
インピーダンス変換技術センスアップ!
スミス・チャート活用術センスアップ!
高周波パラメータの操作術センスアップ!
スイッチ技術センスアップ!
検波技術とミキシング技術センスアップ!
増幅技術センスアップ!
負帰還制御術センスアップ!
信号を選択するフィルタリング術センスアップ!
高周波正弦波を生成する技術センスアップ!
実装技術センスアップ!
著者等紹介
広畑敦[ヒロハタアツシ]
1953年和歌山県生まれ。1976年大阪工業大学工学部電子工学科卒業。1976年(株)井上電機製作所(現アイコム(株))入社。HF帯SSBアマチュア無線機器、同・業務用無線機器、オートマチック・アンテナ・チューナ、ナビゲーション機器などの設計開発。1993年アルインコ(株)入社。HF/VHF帯無線機器、特定小電力データ通信機器、2GHz帯送受信機などの設計開発。2001年ケイテックデバイシーズ(株)入社。マイクロ波帯RFID、ICチップ開発と同リーダ・ライタ機器の開発
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